「ブリジット・ジョーンズ」があまりにも「日常缶」触れていたので、非日常を求めて、痛覚のない引きこもり男が痛覚のないことを武器にギャングと戦う、というストーリーのものを観ることにした。暴力、戦争ものは避けているから、途中でやめてもいいと思っていた。いやはや、痛覚がない設定だが、見ている方が痛くなる恐ろしいシーンの連続で、後悔したのだけれど、最後まで見たのはそれなりのおもしろさがあったからだ。
主人公が暴力とは縁のないサラリーマンで、単純にハ二―トラップに引っかかること、オンラインゲームを通して親友ともいえるヴァーチャルな仲間がいて、彼との関係が大きく関わってくること、それが妙に今の時代ならではのリアリティがある。
オンラインゲームでだけつながっていた友人は現実をかなり「盛って」いて、その齟齬が主人公を窮地にも陥れるのだけれど、暖かいキャラクターで、この映画の中で唯一の救いのような気がした。
どうしてこんな映画を観てしまったのか分からない。
小さな機内スクリーンだから耐えられたのだろう。映画館でなら最初から行っていない。このヒーローを演じているのはめぐ・ライアンの息子だそうで、他にも二世俳優が演じていて、時の流れを感じる。