「フロントライン」の後味がよかったので、もう一本邦画を観ようとしたら最初に出てきたのがこれだった。人形に霊が憑いて生きているというまあよくある設定のものでホームドラマのヴァリエーションかなと思って軽い気分で観たら、横溝正史ばりの因縁話まで展開し、お祓い、お焚き上げなどフォークロリックな場面、満ち潮で離れ小島となる墓所など、ホームドラマとは程遠いスケールの展開となる。
子役が活躍するけれど、トラウマになったのではないかと心配したくなる。
人形の中に子供の骨が入っているというのが具体的で怖い。
うちにも壊れた人形があるのだけれど、「捨てる」気にはなれない。
母がいた頃は、いらなくなった人形だのぬいぐるみは日本に持って帰ってもらい、母の通う鞍馬寺でお焚き上げをしてもらっていた。
この映画、結局、普通に何とかハッピーエンドで終わるのではなく微妙なので後味がよくなかった。